【鑑定事例①:第3回】

前出のようにカバラ大秘術では「本人がどうしたいのか?どう運命を切り開きたいのか?」が重要な鍵となります。この事例の場合、ご本人が、最初は「どうしたらよいでしょうか?」的な雰囲気でしたので、まず次のようなお答えをしました。

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あなたは、彼の盛運期の強い運命に引っ張られて、この数年間を過ごしたようです。彼の盛運期もそろそろ終わりに近づき、さらにあなたも今年の後半から「人と離別しやすい時期」に入ったこともあり、破局となった可能性が強いです。しかし、あなたの方にはまだまだ強運があります。彼との関係を終わらせない方法もありますが、その場合のあなたの今後の(ここ数年の)運勢よりも、関係を終わらせた後の運勢の方が強運です。それでも、彼を離婚させ、あなたが彼と結婚したいというのであれば、その方法はあります。彼を離婚させるならこの1年以内か4年後あたりでしょう。そこまでは厳しい道のりになりますが可能です。しかし、この1年以内に別れさせた場合はその直後に、4年後以降に別れさせた場合にはその1~2年後に、今度はあなたに重大な局面が現れます。
実際に貴方が取るべき行動は「彼とやり直すため」の場合と「よりよい新たな出会いを求めるため」の場合とは全く異なります。また、それぞれの行動に対するあなたの将来に関する幸運とリスクも全く別になります。新たな出会いを求められた方がよろしいのではないかと思います。
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実は、ここまでの鑑定結果を書いた段階で、既にかなりの情報と将来展望は読めていたのです。この事例の場合、Aさんの希望を叶える方法はあるのですが、正直なところかなり「分が悪い」のです。普通は書かないのですが、あえて最後の1行で「やめた方がよい」風な意見を入れているのはそのためです。

さて、Aさんは「新しい出会いを目指した」のでしょうか?
それとも「略奪愛を成し遂げることにした」のでしょうか?
(つづく)

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